ネタバレなし
『キラ、誕生日おめでとう!!』
キラがライブを終えた後、B.Sエンターテインメントの楽屋で待ち構えていた。
キラが楽屋に入ってくると、私はすぐに大きな花束をキラに渡した。
「わあ!すっごく綺麗だね!この黄色い花の名前、教えてくれる?」
『”ミモザ”っていうんだよ!色合いもすごくキラみたいで、近所のお花屋さんで見かけてつい買っちゃった!』
「そうなんだね!キミからのプレゼント、とても嬉しいよ。お祝いありがとう!」
キラは眩しい笑顔を携えながら、花束を受け取ってくれた。
するとキラはワクワクした様子で私にあることを尋ねてきた。
「ねぇ、もしかしてこの花にも花言葉ってあるの?」
私は思わずギクリとした反応をしてしまった。
『ええっと…”sensitivity”…感受性や思いやりって花言葉があるよ。』
「へぇ〜そうなんだ!オレってそんなイメージかな?」
『うん!勿論!キラはアイドルとしての感受性はすごく豊かだし、思いやり深いところもあるし、ぴったりだと思って!』
「そっか、キミにとってオレはそういう存在なんだね!」
キラは納得したようにうなづくと、ふと考え込む仕草をとった。
「…ねぇ、もしかしてまだ”隠された花言葉”とかあったりする?」
『えっ…な、ないと思うけど。』
ーー実はミモザは、昔インディアンが、愛の告白をする際にその花を渡したことから、『秘密の恋』という花言葉が由来している。
まだ”アイドル”としてのキラに、この想いを伝えるのはナンセンスだと思った。
だからミモザに託したのだ。密かに、私の想いを。
例えキラに伝わらなくとも、それでもいいと思った。
「ん?…ポテチ姫、もしかして嘘ついてる?」
ジリジリと近寄られ、とうとう壁に追いやられてしまった。
キラは私が逃げられないようにトン、と軽く壁に手をつけると
いつもと違った妖しげな笑みを浮かべた。
「教えて欲しいな。キミの口から、直接。」
私はキラの妖艶な笑みと色気にたじろぎ、
正直に話すことにした。
『…ひ…秘密の、恋。』
「秘密の恋?」
『昔ね、インディアンの人たちが愛の告白をする際にその花を渡してたから、”秘密の恋”って言われるようになったんだって。』
「ふうん、そうなんだ。」
キラはそういうと更に近づいてきて、遂には吐息が直接伝わってくるほどの距離になってしまった。
「秘密になんかしなくていいよ、オレだって…キミに恋をしてるんだから。」
『えっ…?』
何かの聴き間違えだと思った。アイドルで、スーパースターのキラが、まさか私に、恋を…?
突然のことで頭が回らないでいると、
キラは私の額にそっとキスをした。
「全く、オレは結構キミに分かりやすくアプローチをし続けてたつもりなんだけどなぁ。」
そういうと、キラは優しく頭を撫でてくれた。
「…これからはもっと、アプローチさせてね。」
顔を林檎のように赤くさせた私とは裏腹に、キラは耳元で低く落ち着いた声で囁いた。
☆Happy Birthday KIRA☆

Happy Birthday キラ!(*´∀`*)いつも太陽のように光り輝く存在で居てくれてありがとう!恋プロの中では癒しの存在です♬いつまでもありのままのキラでいて下さい!
